日本で働きたい留学生必見!アルバイトをするメリットとデメリットの乗り越え方

2021/06/28

日本で学ぶ留学生は、学業だけでなくアルバイトをすることでも多くの学びを得られるでしょう。留学生が日本でアルバイトをすると、収入以外にどのようなメリットがあるのでしょうか?

この記事では、留学生が日本でアルバイトをするメリットと、デメリットの乗り越え方をご紹介します。記事の後半では、アルバイトするときの注意点もご紹介していますので、アルバイトをお探しの留学生はぜひ参考にしてください。

アルバイトをするメリット

日本語を学べる

日本でアルバイトをすれば、自然と日本語が身につきます。職場の人とはもちろん、お客様とも日本語でコミュニケーションを取るからです。

来日して間もない方は、日本語に自信がないかもしれません。しかし、積極的にコミュニケーションを取ることで徐々に日本語に慣れられます。

アルバイトの中で知らない日本語があったら、職場の人たちは親切に教えてくれるでしょう。接客業の場合は、いきなりお客様と話せなくても大丈夫です。まずは、職場の人たちに支えてもらえるよう、ひたむきに仕事に打ち込んでください。

人脈が広がる

留学生は、日常の大半を学校で過ごすことになります。そのため、まずは学校の友達や先生と親密になるでしょう。しかし、学校以外の人とも出会いたければ、自分から行動しなければなりません。

そんな時にもアルバイトを始めるのがおすすめです。アルバイト先にもよりますが、さまざまな社会的属性の人たちが働いているからです。「上司」「同僚」など、学校では築けない関係性もアルバイトをすることで経験できます。
せっかく日本に来たのだから、より多くの人と出会い、学びの場を広げていきましょう。

アルバイトをするデメリット

留学生がアルバイトをすることは、実はメリットばかりではありません。学業との両立が難しいというデメリットもあります。

異国の地かつ慣れない日本語での授業は、かなりエネルギーを使います。学業は留学生の本業なので、疎かにするわけにはいきません。予習や復習にも時間がかかると、なかなかアルバイトの時間を作れない可能性もあります。

デメリットの乗り越え方

アルバイトと学業を両立させるには、アルバイトの選び方を工夫することが大切です。アルバイトだけで一杯いっぱいになってしまわないよう、できるだけストレスの少ないアルバイトを選びましょう。

ストレスの少ない環境としては、さまざま国籍の留学生が多く働いているところがよいですね。留学生が多いところなら、最初は日本語が不慣れなのはみんな同じです。慣れるまで気にする必要がないですし、言葉の壁を乗り越えてきた仲間たちが支えてくれるでしょう。

ストレスの少ない働き方としては、短期間や単発のアルバイトがおすすめです。働く日数や時間をなるべく自分で選べるところがよいですね。休日や長期休暇など、授業がない日にアルバイトをすれば、学業との両立もしやすくなるでしょう。

留学生のアルバイトに関する注意点

日本に来た留学生が、アルバイトを探す前に必ずしなければならないことがあります。それは、入国管理局で「資格外活動許可」をもらうことです。資格外活動許可がないと、条件に合うアルバイトが見つかっても働けません。

資格外活動許可は、申請してから許可が下りるまで時間がかかります。場合によってさまざまですが、早ければ2週間、長ければ2ヶ月ほどかかることもあるようです。日本でアルバイトを探すときには、資格外活動許可を計画的に取っておきましょう。

ちなみに、留学生が持つ「在留資格」は学業のための資格です。これだけではアルバイトができないのでご注意ください。

まとめ

この記事では、留学生が日本でアルバイトをすることのメリットと、デメリットの乗り越え方をご紹介しました。アルバイトでは、嬉しいことも辛いこともあるでしょう。しかし、どれも日本での貴重な経験です。ぜひ、前向きな気持ちで日本でのアルバイトに挑戦してください。

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