どう違う?インフルエンサーとブランドアンバサダーの賢い活用法

2021/02/10

SNSマーケティングを検討していると、よく目にするのが「インフルエンサー」と「ブランドアンバサダー」の存在です。どちらも「ブランドや商品をPRする」という役割は同じですが、いったい何に違いがあるのでしょうか。
今回は、それぞれの定義や起用するメリットとデメリット、効果的な活用方法について解説します。

インフルエンサーとは

インフルエンサーとは、世の中に与える影響が大きい人物のことです。英単語の「influence(~に影響を与える)」からこう呼ばれるようになりました。
最近では、インフルエンサーの情報発信が、消費者の購買行動にも大きな影響を与えています。そして、その影響力をマーケティングに利用する「インフルエンサーマーケティング」に、積極的に取り組む企業が増加しているのです。

ブランドアンバサダーとは

ブランドアンバサダーは、直訳すると「ブランド大使」となり、ブランドの顔となる人物のことです。消費者にブランドの魅力を伝えるため、企業のさまざまなマーケティング活動に参加し、活躍しています。
ブランドアンバサダーには、長期にわたってブランドのイメージキャラクターとなることから、有名人や著名人が起用されるケースが多いです。

インフルエンサーの起用メリット・デメリット

・メリット

マーケティングにインフルエンサーを起用するメリットは、ターゲットに対して、商品やサービスの魅力を伝えやすいことです。

インフルエンサーには、彼らに興味関心を持ち、熱心に応援しているファンがいます。そのため、広告のターゲットを、インフルエンサーのファン層に簡単に絞ることができるのです。

不特定多数の消費者に向けた一般的な広告よりも、狙ったターゲットが購買行動を起こしてくれる可能性が高まります。

・デメリット

デメリットとして、ステルスマーケティングと勘違いされてしまう可能性があります。
インフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらう際には、「PR案件」であることを確実に明記してもらう必要があります。
ブランドのイメージダウンを回避するためにも、細心の注意払っておくことが必要です。

ブランドアンバサダーの活用メリット・デメリット

・メリット

メリットは、長期にわたってブランドの認知度を向上できるということです。ブランドアンバサダーには有名人や著名人が起用されやすいため、彼らの認知度をブランドの認知度向上にも生かすことができます。
たとえば、有名女優が化粧品のブランドアンバサダーを務めているとします。消費者に「有名女優がブランドアンバサダーを務めている化粧品なら質がよいのだろう」と、ブランドに対するよいイメージを広められるのです。

・デメリット

デメリットは、ブランドアンバサダーの契約に多額の費用がかかることです。有名人や著名人と数年単位で契約すると、マーケティングにかかるコストが膨らんでしまいます。

両者の効果的な起用方法とは

インフルエンサーとブランドアンバサダーは、企業にとって、どちらも消費者の購行動を促してくれる大切な存在です。両者の共通点と相違点を意識しながら、効果的に起用するには、どうしたらよいのでしょうか。
おすすめの方法は、インフルエンサーの中から優秀な人材を見つけ、後にブランドアンバサダーとして起用するという方法です。
まずは、サービスや商品のPR案件ごとにインフルエンサーと契約します。インフルエンサーとの契約は、1つのキャンペーンやイベントなど、単発での契約が主流です。

そのため、多額の初期費用がかかるブランドアンバサダーの起用に比べて、複数のインフルエンサーを比較する余裕が生まれます。
そして、複数のインフルエンサーの中から、広告効果の高い人物と、ブランドアンバサダーとして長期的に契約するのです。
このように、信頼できる人物を見極め、マーケティングに生かすとよいでしょう。

まとめ

今回は、インフルエンサーとブランドアンバサダーの定義や、起用するメリットとデメリット、効果的な起用方法について解説しました。
実際にインフルエンサーを起用する際には、多数のインフルエンサーが在籍しているモデル事務所などのプラットフォームを活用してみましょう。希望するジャンルやフォロワー数から、最適なインフルエンサーを提案してくれます。
とくに、初めて起用を検討される方にとって、心強い味方になるでしょう。

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