よりよい写真のために!広告制作担当者がモデルに指示するポイントとは?

2022/01/06

広告などに掲載する写真について、モデルに撮影を依頼する場合、広告制作の担当者は、的確な指示を出さなければいけません。プロのカメラマンの協力を得る場合でも、広告の完成イメージを明確にし、モデルにイメージを伝えるのは、担当者の役割です。

とはいえ、モデル経験のある広告制作担当者は、ほとんどいないでしょう。そのため、モデルにどのような指示を出せば良いのか、わからないかもしれません。この記事では、よりよい広告写真のために、担当者が心得ておきたいポイントや、モデルに指示するポイントについて解説します。

担当者が心得るべきポイント

モデルに指示するポイントを知る前に、指示をするにあたって担当者が心得ておきたいポイントをご紹介します。ここでご紹介するポイントを心に留めておけば、モデルとの向き合い方を理解できるでしょう。

モデルのよさを引き出す

モデルの体型、年齢、性格、チャームポイントは、人によって違います。担当者は、広告に合うイメージのモデルを起用するのはもちろん、撮影時にも、モデルのよさを引き出すことを忘れてはいけません。起用したモデルの魅力をしっかりと分析し、それが映し出されるような写真にする必要があります。

そのため、すべてのモデルに同じ指示を出せば、どれも素晴らしい仕上がりの写真になるわけではないのです。モデルごとに、指示する内容を変化させることを意識しましょう。

モデルに演じさせる

モデルには、広告に必要な写真のイメージを的確に伝えることが大切です。モデルの自然な姿が、広告のイメージと合っているに越したことはないでしょう。しかし、モデル自身が広告のイメージに合わせるため、女優のように演じなければならないこともあります。担当者は、モデルが理想のモデル像を演じやすいよう、指示を出すタイミングや伝え方を工夫してください。

モデルに指示するポイント

実際の撮影現場で、担当者は、モデルにどのような指示を出せばよいのでしょうか?実は、撮影現場に入る前にも、指示しておくべきことがあります。撮影に臨む準備も大切だということです。ここでは、モデルに指示するポイントを2つご紹介します。

メイクやファッション

撮影前には、担当者とモデルで広告に必要な写真のイメージをする合わせる時間を設けましょう。その際に、どのようなメイクやファッションが理想的なのかを伝えてください。普段のモデルのメイクやファッションと、大きく雰囲気を変える場合は、メイクアップアーティストやスタイリストとも相談が必要です。

メイクやファッションひとつで、モデルのよさをより引き出せたり、仕上がりの印象を大きく変えたりできます。広告のイメージにはどのようなメイクやファッションが最適か、担当者の見極めが大切です。

表情づくりやポージング

実際の撮影現場では、担当者は、モデルに表情づくりやポージングを指示しましょう。プロのモデルなら、普段からさまざまな表情づくりやポージングの指示を受けているので、表現力の豊かさを生かして対応してくれるはずです。

ポイントは、担当者自身が、写真の完成形を明確にイメージし、いかにモデルに伝えられるかでしょう。しかし、気負う必要はありません。言葉で伝えるのが難しければ、写真や動画を見せるなど、自分なりに工夫しながら伝えればよいのです。

まとめ

この記事では、よりよい広告写真のために、担当者が心得ておきたいポイントや、モデルに指示するポイントについて解説しました。広告制作において、利用する写真の仕上がりは、広告の仕上がりそのものを左右します。よりよい広告にするために、今回ご紹介したポイントを意識しながら試行錯誤してみましょう。

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