マーケティング担当者必見!インフルエンサーマーケティングとは?

2020/12/04

SNSなどを活用し、世間に対して強い影響力を持っている個人を「インフルエンサー」と呼びます。彼らは、消費者に近い距離で製品の魅力を伝えられることから、マーケティングの世界でも注目を集めている存在です。

今回は、インフルエンサーマーケティングの概要や、注目すべき指標についてご紹介します。マーケティングを担当されている方は、ぜひ参考にしてください。

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングとは、自社製品の広告をインフルエンサーに依頼し、
SNSを通じて発信してもらうことです。

従来は、主に芸能事務所に所属している芸能人が広告塔の役割を担ってきました。

しかし、インフルエンサーは、必ずしも芸能事務所に所属しているわけではありません。
TwitterやInstagram、YouTubeなどを通して発信力を高めた、一般人がインフルエンサーとして活躍しています。

インフルエンサーを起用するメリット

消費者からの信用度が高い

消費者にとってインフルエンサーは、一般人であることが多いため、芸能人に比べて親近感のある存在です。
そのため、インフルエンサーによる広告が、単なる広告ではなく「信用できる口コミ」として伝わり、消費者の共感を生みやすくなります。

比較的広告費用が安い

芸能人の起用に比べて、費用が安いことが多いです。

インフルエンサー個人との直接契約をすれば、芸能事務所への手数料がかかりません。
ただし、起用するインフルエンサーの人気度によって金額にはばらつきがあります。費用対効果をもとに検討が必要です。

ステルスマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングを行うにあたって、ステルスマーケティングについても知っておく必要があります。

ステルスマーケティングとは、広告内容をあたかもインフルエンサー自身の意見に見せかけ、商品の購買を訴求することです。
つまり、報酬が発生している企業広告であることを、消費者に隠して発信するということです。

これは、消費者の正常な判断を妨害する行為として、大きな批判の対象となります。

ステルスマーケティングの疑いがある場合や、不正な広告と判断された場合は、企業とインフルエンサーのイメージを傷つけてしまうため、特に注意が必要です。

インフルエンサーマーケティングを行うときは、Twitterなどの投稿内容に「#PR」と明記しましょう。
企業広告である旨を消費者に表明できているか、投稿前に確認することが大切です。

インフルエンサーマーケティングで注目すべき指標

広告効果を高めるためにも、起用するインフルエンサーを選ぶ段階から、注目すべき指標をご紹介します。

フォロワー数

インフルエンサーの持つ影響度を測るひとつの指標が、SNSアカウントの「フォロワー数」です。
フォロワー数が多いほど、発信する内容が認知されたり、拡散されたりする可能性が高まります。

ただし、フォロワー数だけを意識して依頼をするのは早計です。

人気のあるインフルエンサーだとしても、自社の顧客層とインフルエンサーのフォロワー層が一致しているか、よく精査してから依頼しましょう。

エンゲージメント率

エンゲージメント率とは、インフルエンサーの投稿に、反応したユーザーの割合のことです。
どのような反応かというと、コメントや「いいね」をしたり、シェアボタンを押したりすることです。

フォロワー数が多くても、実際にフォロワーが反応したり、商品を購入したりする「エンゲージメント率」が低い場合もあります。
一方で、フォロワー数が少なくても、こまめにフォロワーとのコミュニケーションをとっているインフルエンサーは、エンゲージメント率が高い場合もあります。

インフルエンサーを起用する際には、どのような指標が高いのか、よく分析してみましょう。

まとめ

今回は、インフルエンサーマーケティングの概要や、注目すべき指標についてご紹介しました。

ステルスマーケティングにならないよう注意しながら、インフルエンサーの起用によって広告効果を高めていきましょう。

無料相談受付中

初めてのご依頼でもご安心ください。
弊社スタッフと経験豊富なモデルがサポートいたします。

お問い合わせ