撮影のコツ

グリッドとは、カメラ画面に引かれる基準線のことです。基準線があることで、被写体（モデル）の立ち位置や、体の向きを指示しやすくなります。

グリッド表示がないと、被写体を写真の中央に収めるはずが、少しずれたり、斜めに写ってしまったりします。グリッド表示があれば、基準線を意識するだけで、バランスの取れたクオリティの高い写真が撮れますよ。

グリッド表示は一眼レフカメラだけでなく、スマートフォンにも搭載されている機能です。プロの方でなくても使えるので、モデルのみなさんも気軽に試してみてください。iPhoneの場合は「設定」から、Androidの場合は、カメラアプリ内でグリッド表示の設定が可能です。

モデルの写真を撮るときは、ライティングが重要なポイントです。ライティング機材に頼らず、自然光を生かして撮影してみましょう。晴れの日なら、太陽光だけで十分明るくなり、こなれた雰囲気の写真が撮れますよ。

また、朝と夕方では、写真の雰囲気が大きく変わります。モデルのファッションや撮りたい写真のイメージに合わせて、撮影の時間帯も工夫するとよいですね。

撮影スポットの選び方

モデルのみなさんは、普段どのように撮影スポットを決めていますか？いつも同じ場所で撮影すると、似たような写真ばかりになってしまいます。

ここからは、具体的に撮影スポットの選び方をご紹介します。ぜひ参考にして、撮影スポットのバリエーションを増やしてくださいね。

おしゃれな壁があれば、それだけで素敵な背景となります。ネットで検索すれば、カラフルだったり、個性的だったりする壁が見つかるでしょう。

ネットに頼らず、自分だけのお気に入りの壁を見つけるのもよいですね。散歩やショッピングをしながら、雰囲気のよい壁に目を向けてみましょう。

壁ではなく、おしゃれなデザインの床を見つけることもあるでしょう。お店の床のタイルや絨毯は、こだわったデザインのものが多いです。

普段じっくり見ることはなくても、撮影に役立ちそうな床を探してみてください。シューズやフットネイル、足元のアクセサリーを撮影したいときにおすすめですよ。

テーマパークは、非日常感のある写真を撮るのにぴったりの撮影スポットです。テーマパーク内を歩き回りながら、撮影スポットを探すのも楽しいですね。

食べ物やグッズを上手に取り込んで、テーマパークならではの1枚を撮りましょう！1日かけてたくさん写真を撮りたいときにおすすめです。

良い雰囲気のカフェは、おしゃれな写真を撮影できる定番のスポットです。インテリアにこだわったカフェなら、どこで撮影しても雰囲気のある仕上がりになります。
また、テラス席があるカフェでは、開放感のある写真も撮影できますね。カラフルだったり、スタイリッシュだったり、撮影したい雰囲気に合うカフェを見つけましょう。

まとめ

この記事では、モデル写真の撮り方と、撮影スポットの選び方をご紹介しました。ご紹介したポイントを抑えれば、誰でも簡単に素敵な写真が撮影できます。ぜひ、自分なりに工夫を重ねて写真撮影を楽しんでくださいね。